人工皮革とは
天然皮革の特徴となる3層構造(銀面層・網様層・肉面層)を、化学を用いて人工的に再現したものになります。
ナイロンやポリエステルの超極細繊維を絡み合わせ樹脂含浸をしたベースとポリウレタン樹脂の表面で構成されております。
マイクロファイバーの不織布ベースの為、天然皮革と同じようにコバ漉きやベタ漉きも可能です。
製品になり、表面だけ見ると余程目が利く方でない限り、本革と区別がつかない程の再現力がございます。
メリットとして
天然皮革と比べ、厚み・幅・硬さが安定している上
傷・シミ・シワ・穴・染ムラも滅多にないので使いやすさは増します。
天然皮革で作られていたアイテムの大半は人工皮革で代用可能です。
デメリットとして
天然皮革に見られる使用期間が長いほどに出てくる「味」には期待出来ません。
あくまでも保管環境・使用頻度・お手入れ方法にもよりますが、同環境であった場合
ポリウレタンを含む為、加水分解等の経年劣化は天然皮革よりは早くなります。
予告なく廃番・廃色になる恐れがございます。